大阪書林御文庫講創立300周年記念講演会
9月15日(金)14:00~16:30終了予定(13:30受付開始)
大阪市中央公会堂大集会室(大阪市北区中之島)
2023年9月、大阪書林御文庫講は創立300周年を迎えることになりました。御文庫講とは江戸時代に組織された出版業者の組合で、住吉大社と大阪天満宮の御文庫(書籍を収める蔵)を運営管理しています。1723年(享保8年)に住吉大社、1730年には大阪天満宮にそれぞれ御文庫(書籍を納める庫)が建立され、そこに出版業者は初摺り本を奉納し、家族の安全、商売繁盛を祈願してきました。今日に至るまで奉納は継続され、御文庫の蔵書は10万点を超えるまでになっています。かつては一般にも広く公開されており、大阪最古の図書館とも呼ばれていました。貴重な書籍も多く所蔵され、研究者にも高い評価を受けております。春と秋には両宮に納められた本の曝書(蔵書の虫干)を行い、天神祭りの陸渡御・船渡御に参加するなど、その伝統を受け継ぎながら活動を続けています。今回の講演会では、江戸時代より続く御文庫講の歴史と果たしてきた役割について、わかりやすく皆様にお伝えできればと思っております。100年に一度のこの機会に、ぜひ皆様のご来場をお待ち申し上げます。
出演者:桂文我(落語家)/旭堂南海(講談師)/小出英詞(住吉大社権禰宜)/高島幸次(大阪天満宮文化研究所所長)/藤波優(大阪書林御文庫講講元)
主催:大阪書林御文庫講
入場料:無料
定員:850名(自由席)
→詳細 創元社
天神寄席9月席「極楽隠居と定年地獄」
9月25日(月)18:30~(開場18:00)
天満天神繁昌亭(大阪市北区天神橋)
笑福亭大智「化物使い」/笑福亭たま「マイセルブス」/桂文華「笠碁」/桂三風「ああ定年」~仲入~【鼎談】「定年後の過ごし方」楠木新(ビジネス評論家)・高島幸次(大阪天満宮文化研究所長)・桂春若/月亭文都「茶の湯」
天満天神繁昌亭では、敷地を提供している大阪天満宮に敬意を表し、毎月25日の夜席を「天神寄席」と銘打ち、さまざまな企画を開催しています。髙島幸次先生がコーディネートする、月替わりの豪華なゲストとのトークも大人気。今月のゲストは楠木新さんです。
前売2,500円 当日3,000円
→詳細&申込先 繁昌亭
ナカノシマ大学2,300円(前売のみ)(予定枚数終了次第締切)
→詳細&申込先 ナカノシマ大学(8月25日発売予定)
朝日カルチャーセンター中之島教室「古文書に学ぶ」
毎月、原則として第2第4月曜日11:00〜12:30
朝日カルチャーセンター中之島教室(大阪市北区中之島)
講師:高島幸次
江戸時代の町方や村方に伝わる古文書・古記録を中心に読み解きます。しかし、講座の目的は崩し字を「読む」ことではありません。「読む」ことを通じて、その内容から当時の社会のあり方、先人の生き方などを学びます。従来の事件や人物の羅列ではない新しい歴史学によって、江戸時代人の記憶に迫ってみましょう。
7~9月全5回 /7/24、7/31、8/28、9/11、9/25( 11:00~12:30)
会員14,300円
設備費550円
→詳細&申込先 朝日カルチャーセンター