第59回 ⽇本笑い学会研究会 日本史で笑い解く古典落語
12月7日(日)14:00~17:00
龍谷大学大宮キャンパス(京都市下京区七条通大宮東入大工町)
開会挨拶 コーディネーター 札埜和男(龍谷大学文学部教授)
(1)龍谷大宮寄席
「つる」浪漫亭瑠畔(久保貴彦理事)
「佐々木裁き」瓜田家らいむ(矢野宗宏副会長)
(2)鼎談(高島幸次氏、矢野宗宏副会長、札埜和男理事)
(3)講演「落語の史層に学ぶ笑い」
講師:高島幸次氏(大阪天満宮文化研究所所長)
古典落語は、その話が作られた時代における当代性(その時代の旬の情報)と、歴史性(その時代にはすでに旬を過ぎた情報)の両方を踏まえて作られています。しかし、それから100年以上も経った現代では、その両方の情報が消えています。にもかかわらず面白いのは、落語には、重層的な笑いが込められているからです。現代では理解できなった情報に代わり得る、時代の変化を潜り抜けて理解できる笑いがちゃんといくつも内包されているのです。そのような重層的な笑いを豊かに秘めた落語は時代を越えて面白いのです。
会員無料 非会員500円 (龍谷大学関係者無料)
→詳細 日本笑い学会
→お問合せ 矢野宗宏090-2350-0093

朝日カルチャーセンター中之島教室「古文書に学ぶ」
毎月、原則として第2第4月曜日11:00〜12:30
朝日カルチャーセンター中之島教室(大阪市北区中之島)
講師:高島幸次
江戸時代の町方や村方に伝わる古文書・古記録を中心に読み解きます。しかし、講座の目的は崩し字を「読む」ことではありません。「読む」ことを通じて、その内容から当時の社会のあり方、先人の生き方などを学びます。従来の事件や人物の羅列ではない新しい歴史学によって、江戸時代人の記憶に迫ってみましょう。
10〜12月 第2・4月曜日( 11:00~12:30)
全5回 2025/10/13, 10/27, 11/10, 11/24, 12/8, 12/22
会員19,140円
→詳細&申込先 朝日カルチャーセンター
