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2023年7月の講義とか企画とか

『あんじゅ』2023年夏 「会話を誘い出す天神祭 ーおもてなしの仕掛けー」

7月1日(土)発行

●大阪くらしの今昔館news
「会話を誘い出す天神祭 ーおもてなしの仕掛けー」
大阪天満宮文化研究所所長 高島幸次先生

webからダウンロード→大阪市立住まい情報センター
webで読む→「会話を誘い出す天神祭ーおもてなしの仕掛けー」

高島幸次さんに聞く ほんまもんの 天神祭「天神祭の時空 大阪人のおもてなし 対話を誘発する仕掛け」

7月9日(日)13:30~15:30
大阪市立住まい情報センター(大阪市北区天神橋)

大阪の夏の風物詩・天神祭も、コロナ禍により、陸渡御のコース縮小や、船渡御の中止など、変則的な斎行を余儀なくされました。
しかし、今年は本来の姿に立ち戻り盛大な祭礼が繰り広げられます。そこで、ほんまもんの天神祭を楽しんでいただくために、天神祭研究の第一人者である高島幸次先生にご講演いただきます。
天神祭は平安時代の天暦五年(951) に始まり、江戸時代の元禄期(1700年頃) に日本を代表する夏祭に発展しましたが、その発展の原動力となったのは、見物客と地元民との対話を誘発する「おもてなし」の仕掛けだったそうです。目からウロコのお話をご堪能ください。

参加費 500円
定員 150名(要申込・先着順)
→詳細&申込先 大阪市立住まい情報センター(あんじゅネット)

「遼」88号(司馬遼太郎記念館)

7月20日(木)発行

「大阪が好きで嫌いだった司馬さん」高島幸次 

550円
→詳細 司馬遼太郎記念館

ナカノシマ大学7月講座 春野恵子浪曲「樽屋おせん」

7月20日(木)18:00~19:30
大阪府立中之島図書館3階 多目的ホール

井原西鶴『好色五人女』の名作「樽屋おせん」を春野恵子が真夏の中之島で熱演。
天満を舞台に男女4人の思惑や嫉妬が渦巻く、息もつけない展開に乞うご期待!

浪曲:春野恵子
曲師:一風亭初月(いっぷうてい・はづき)
解説:高島幸次「樽屋おせん」を生んだ水都大阪風景

井原西鶴の『好色五人女』が発刊されたのは貞享3年(1686)。浪曲に先がけ、近世史家で大阪天満宮文化研究所所長の髙島幸次先生から、「天満堀川」「天満青物市場」が誕生して天満宮界隈が「酒造の町」となっていた頃の「水都大坂」について解説していただきます。

舞台は天満の麹屋。先代の十三回忌に、かつて奉公していたおせんが手伝いにやって来た。主人の長左衛門は器量も気立ても良いおせんを昔から可愛がっていて、それが周囲の噂となっていた。
久しぶりに会ったおせんに顔がほころぶ長左衛門は、法事用の膳に使う小鉢を棚から下ろすのを手伝ってほしいと、おせんと一緒に蔵に入る。長左衛門が小鉢の箱をつかんだ時に、紐が切れておせんの頭上に落ち、きれいに結った丸髷が無惨に乱れてしまう……
そこをたまたま通りがかった御寮(ごりょん)さんがおせんの「乱れ髪」を見てしまった!
異常なほど嫉妬深い御寮さんは2年前、主人とおせんを離したいがために、おせんを樽職人の伊助に嫁がせていたのだ。おせんは「不義密通」の誤解を解くために、御寮さんを説得するが火に油を注ぐ始末で、夫の伊助からも愛想を尽かされる……。男女4人の演じ分けが凄まじいほど見事で、後半一気にクライマックスに向かう展開に、思わず息を呑んでしまいます。

春野恵子(はるの・けいこ)
東京都文京区出身。4歳から6歳まで米国テキサス州ダラスで暮らす。東京大学卒業後、「進ぬ!電波少年」で家庭教師・ケイコ先生としてデビュー。2003年、二代目春野百合子に国立文楽劇場の楽屋にて弟子入り志願、翌年大阪に移り住み、修業を重ねる。 2006年 初舞台。一心寺門前浪曲寄席、上方落語定席・天満天神繁昌亭、山本能楽堂・上方伝統芸能ナイトなどに定期的に出演するほか、「ロウキョックンロール」などの他ジャンルの音楽・演芸・伝統芸能との企画や、舞台への出演、NHKの演芸番組などに出演。2012年 大阪市より「咲くやこの花賞」大衆芸能部門受賞。2013年3月 山本能楽堂にて本邦初の全編英語浪曲を披露。2014年以降NYを皮切りにベルリン、ローマ、サンパウロ、ウランバートル、モスクワなどで公演。浪曲親友協会理事。

受講料 2,500円
定員 100名(要申込・先着順)
→詳細&申込先 ナカノシマ大学

朝日カルチャーセンター中之島教室「古文書に学ぶ」

毎月、原則として第2第4月曜日11:00〜12:30
朝日カルチャーセンター中之島教室(大阪市北区中之島)

講師:高島幸次
江戸時代の町方や村方に伝わる古文書・古記録を中心に読み解きます。しかし、講座の目的は崩し字を「読む」ことではありません。「読む」ことを通じて、その内容から当時の社会のあり方、先人の生き方などを学びます。従来の事件や人物の羅列ではない新しい歴史学によって、江戸時代人の記憶に迫ってみましょう。

7~9月全5回 /7/24、7/31、8/28、9/11、9/25( 11:00~12:30)
会員14,300円
設備費550円
→詳細&申込先 朝日カルチャーセンター

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